2011年03月30日

浜岡原発の首都圏への影響



以前にもこの「浜岡原発」についてはここで述べたことがあるのですが、この地域は東海地震の想定震源地域であると同時に、日本でも有数の強風の発生地域であることで知られています。それはこの場所が地形上、太平洋に突き出した形の場所にあるためで、風速10~20m/sという台風なみの風が日常的に吹くような場所でもあります。そしてその風は多くの場合西風であって、もしも浜岡原発で大規模な放射能漏れがあった場合には、放射能は半日から数日で首都圏に到達すると考えられています。

なぜこのようなリスクの高い場所に原子力発電所を作ってしまったのでしょうか? 

もちろん建設当時は絶対の安全強度を持って建設されたことは間違いないのでしょうが、柏崎の例からも原子力発電所の「絶対神話」は崩れています。「想定外」の震度が発生したとき、首都圏にチェルノブイリを超えるような大災害が発生しないように早く安心できるようなシステムを構築して欲しいものだと思います。

All Aboutより  


Posted by どうする?浜岡原発 at 23:09コメント(0)浜岡原発による影響エリア

2011年03月30日

「オーストラリアに原発は不要」 ギラード豪首相

東京電力福島第1原子力発電所がメルトダウン(炉心溶融)の危機に陥るなか、オーストラリアのジュリア・ギラード(Julia Gillard)首相は14日、豪州に原発は不要との考えを示した。

 公共テレビの番組に出演したギラード首相は、与党労働党(Labor Party)は以前から原発で電力需要をまかなう考えに反対してきたと指摘。「労働党の考えは明確だ。われわれは原発を不要と考えている。豪州に原子力産業を作る考えはない」と語った。

 さらにギラード首相は、「太陽光、風力、地熱、潮力といった再生可能エネルギーが豊富にあるオーストラリアに原発は不適切だと考える」と述べた。

 また、日本の状況についてギラード首相は「かなり恐ろしい」と述べた上で、豪州の大半の人びとは原発の是非などではなく、地震と津波、原発事故の三重苦に見舞われた日本の人たちを心配していると述べた。

【3月15日 AFP】より  


Posted by どうする?浜岡原発 at 22:25コメント(1)浜岡原発に関するニュース

2011年03月30日

【動画】武田邦彦教授が語る「原発の正体」





2011年3月19日に放送された「増刊!たかじんのそこまで言って委員会」より
中部大学 武田邦彦教授のyoutube動画を掲載します。

あなた自身や大切な人を守るには、
「知らなかった」のではなく、「知る」ことが大切です。

ただ単に不安になるだけでなく、一緒にどうしたら良いのか考えましょう。

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Posted by どうする?浜岡原発 at 18:14コメント(1)原発の正体・動画

2011年03月30日

浜岡原発、御前崎市内で反原発の訴えを!

上関町の原発計画に抗議して、19歳と20歳の男性5名が山口県庁前で続けていたハンガーストライキは、原発に対して疑問を持っているが発言できない人たちに勇気と希望を与えた。彼らは座り込みを続けていた10日間は水と塩しか口にせず、全員が5キロから12キロ体重が減ったということであった。夜には支援者の家に寝泊りして頑張ったのである。
 彼らは、同世代の若者たち約800名の署名を集めて県庁を訪れたのだが、担当者は苦労して集めた署名を受け取ろうとしなかったそうである。そのあと知事に面会を求めたが会ってくれず、結果的に、それがハンガーストライキを始めるきっかけとなった。1月21日から始められ、目標としていた10日間を無事に迎えたので、1月31日の午後1時に終了した。
 彼らのブログには毎日1万5千人ほどのアクセスがあったという。県庁に舞い込んだ手紙やハガキは140通以上に上り、全国から寄せられた激励のファックスは1000枚以上であった。彼らのまわりには多くの市民が集まり、県の職員がニコニコ顔で彼らに送られてきたファックスを手渡している様子が、映像で配信されていた。彼らが「ありがとうございました」と叫ぶと拍手が起こった。若者たちの行動は大変な快挙として多くの人々に支持されたのだった。
                 ◇ ◇ ◇       ◇ ◇ ◇  
 それから、1月17日の東京新聞では、「大間原発建設に反対、闘い続ける小笠原厚子さん(56)」というタイトルでこのような記事が載っていた。「両脇に高さ2メートル余りの金網が続く小道。海から吹きつける風速20メートルの風が路面の雪を巻き上げ、向こう側に巨大なクレーン数機がかすんで見える。20分ほど歩くとログハウスがあった。傍らに「あさこはうす」の看板。「風で周囲のフェンスが壊されてね」と、明るい声の小笠原厚子が扉を開けた。」この新聞報道以後、大間原発に反対し続けている小笠原厚子の元には、毎日何通もの激励の手紙が全国から届いているのだという。
 「海の恵みがあれば生きていける」と言って、彼女のお母さんの故熊谷あさ子さんはがんとして用地買収に応じなかったそうである。大間原発を建設している電源開発は、2003年に土地を明け渡すようにこの熊谷さんを訴えた。その結果、熊谷さんは青森地裁、仙台高裁で敗訴したが、いまでも最高裁に上告して闘い続けているのだ。小笠原厚子さんは、母親の意思を受け継いで「あさ子ハウス」を守っている。
 
 やはりマスメディアの力は凄いと思う。こうやって報道してくれなけば、我々が知ることはなかったのだ。2009年8月に発生した駿河湾地震の時には、テレビ報道では高速道路の路肩が崩れたことを延々と流していたが、我々が本当に知りたかったのは、この地震で浜岡原発は大丈夫だったのか?ということであった。ところがテレビ会社も新聞社も、大スポンサーである電力会社に対して腰が引けているのである。何年か前に、東海地震に対する浜岡原発の危険性を報道した某新聞社に対して、中部電力の静岡支店長らが抗議に行ったという話を聞いたことがあったが、この駿河湾地震の時も中電からマスメディアに対して何らかも働きかけがあったのは事実であろう。
 地震発生時、テレビ報道ではまったくというほど取り上げられなかった浜岡原発では、もっとも新しい5号機が異常な揺れに見舞われ、パイプの破断や、燃料プールの水があふれ重大な放射能汚染事故を起こしているのである。てんやわんやの騒ぎであった。このような事実が、ほとんど報道されていないのだ。高速道路の路肩が少し崩れたことよりも、何倍も重要なことなのにだ。ところが月刊誌の「DAYS JAPAN」では、今年の1月号で、「浜岡原発、爆発は防げるか」という原発問題の第一人者である広瀬隆さんの記事を中心とした原発の特集記事を載せているが、このようなメディアには拍手を送りたい。大手ができなかったことを、堂々と取り上げているのである。
                 ◇ ◇ ◇       ◇ ◇ ◇  
 ところで私の住んでいる御前崎市だが、困ったことに静かなものなのである。世界一危険な原発として、世界中の学者や有識者から名指しされているのに、そのお膝元では行動らしきものが何も行なわれていないのだ。市内に浜岡原発の危険を訴える看板も立っていなければ、放射能の危険を訴える声もまったく聞こえてこないのだ。つい最近、御前崎市役所近くの寒椿や、早咲き梅の放射能汚染による奇形植物の調査にやって来た東京在住の友人が、「御前崎市の連中は、相変わらず何もやっていないんだな・・・・・」と嫌味を言って帰って行ったが、事実なのだから何も言い返せなかった。
 それに、「たんぽぽ舎」に所属する横浜に住む女性も、「浜岡ではどのような行動を取っているのでしょうか?」と頻繁にメールで言ってくるが、何も答えられないというのが現状であった。しかし最近になって、街宣カーを走らせようという動きが出てきた。浜岡原発のお膝元である御前崎市内をである。このJanJanニュースにも、浜岡原発のことでたびたび記事を載せている東井怜さんが提案して実現しそうなのだが、その時には私もぜひ参加させてもらおうと考えている。

janjanblogより  


Posted by どうする?浜岡原発 at 07:03コメント(0)浜岡原発に関するニュース

2011年03月29日

2011/03/25 浜岡原発3号機 起動へ

中部電力の水野明久社長が24日、県庁に川勝平太知事を訪ね、定期点検を終えた浜岡原子力発電所3号機を、1週間程度の安全対策訓練の後、起動させたい考えを伝えた。東日本大震災の影響による厳しい電力事情を踏まえ、川勝知事は、万全の安全対策と情報開示を条件に起動を認める考えを示した。


 ■知事、条件付きで認める考え


 東日本大震災とその後の福島第一原発の事故の影響で、再起動の是非が問われている浜岡原発3号機。中電は、津波で非常用の電源が機能しなくなった福島での事故を受け、非常用電源の接続やバックアップ用の発電車の設置など、同様の被災時を想定した安全対策訓練を実施後、起動にこぎ着けたい考えだ。


 「計画停電もあり非常事態。管内の安定供給や東京電力管内への応援を考えると、しっかりとした安全対策をとった上、(3号機を起動して)安定供給に努めたい」とした水野社長に対し、川勝知事は「私も同じ考え」と理解を示した。


 一方で川勝知事は、福島での事故後、東電の情報提供が混乱したことに触れ、「あってはならないこと。不安が増幅されて風評被害につながりかねない」と中電側に迅速な情報提供を求めた。


 会談では、6号機の新設や4号機で予定されているプルサーマル計画については触れられなかった。終了後、水野社長は記者団に対し、6号機については、着工を2015年度から16年度に延期するが、現時点では計画を中止する考えがないとし、プルサーマル計画については導入時期は検討するとした。

朝日新聞より  


Posted by どうする?浜岡原発 at 20:06コメント(0)浜岡原発に関するニュース

2011年03月29日

【動画】チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染









youtube動画を掲載します。

あなた自身や大切な人を守るには、
「知らなかった」のではなく、「知る」ことが大切です。

ただ単に不安になるだけでなく、一緒にどうしたら良いのか考えましょう。

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Posted by どうする?浜岡原発 at 11:47コメント(1)チェルノブイリ原発・人体影響

2011年03月29日

【動画】チェルノブイリ事故から20年







youtube動画を掲載します。

あなた自身や大切な人を守るには、
「知らなかった」のではなく、「知る」ことが大切です。

ただ単に不安になるだけでなく、一緒にどうしたら良いのか考えましょう。

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Posted by どうする?浜岡原発 at 11:36コメント(0)チェルノブイリに関する動画

2011年03月29日

【動画】チェルノブイリ原発 隠されていた事実







youtube動画を掲載します。

あなた自身や大切な人を守るには、
「知らなかった」のではなく、「知る」ことが大切です。

ただ単に不安になるだけでなく、一緒にどうしたら良いのか考えましょう。

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Posted by どうする?浜岡原発 at 11:32コメント(0)チェルノブイリに関する動画

2011年03月29日

2011/03/29 静岡・浜岡原発で総合訓練 津波での事故想定

東日本大震災で福島第一原発が被災したことを受け、中部電力は29日、静岡県御前崎市の浜岡原発で総合訓練を実施した。津波で電源が失われたと想定するなど、福島第一でのトラブルを強く意識した内容で、社員ら約140人が参加し、新たな対応策を確認した。

 訓練は大規模な地震が起きて原発が自動停止し、津波が発電所の構内に入り込んだという想定で実施された。外部からの電源供給が止まり、非常用ディーゼル発電機も故障、原子炉を冷やす機能が失われたとして、作業員らが復旧に向けた訓練をした。

 東日本大震災を機に敷地内に常駐させている発電機車のケーブルを原子炉建屋につないだり、海水を注入するための消防車のホースを建屋のバルブに接続したりする作業が行われた。また、発電所を運転する中央制御室を再現した部屋では、社員らが電源を失った状態での運転操作の手順を確認していた。

 中電は震災後、津波に備えた高さ12メートル以上の防波壁の建設や非常用電源の増設といった対策を発表している。浜岡原発の5機は、マグニチュード8規模が想定されている東海地震の震源域にある。(川田俊男)

朝日新聞より  


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2011年03月29日

2011/03/27 30キロ圏内避難 浜岡周辺市町、防災計画見直しも

福島県の東京電力福島第1原発で放射性物質が漏れた事故で、国が住民の避難を促す範囲を半径30キロまで広げたため、中部電力浜岡原発(御前崎市)周辺の自治体に動揺が広がっている。これまでの国の指針で示された避難範囲は最大でも半径10キロ(4市)で、30キロだと新たに5市2町が対象となる。拡大された範囲に入る市町は、防災計画の見直しを念頭に、福島第1原発の復旧作業や政府の対応を注意深く見守っている。【竹地広憲、山田毅】

 「市の東側が入る。これは困った」。菅直人首相が福島第1原発から半径20~30キロ圏内の住民に屋内退避を求めた15日、磐田市防災交通課の職員が、事故を伝えるテレビのニュースに見入った。

 同課によると、磐田市が策定した防災計画にはそもそも、原子力災害の想定がない。屋内退避を住民に呼びかける手段や、避難者の受け入れなど、具体的な方策もない。

 同課の寺田史朗課長(58)は「今までの事故対策は小さなどんぶりの中でやっていた印象で、危機感が募る。根本的な計画見直しが必要になる」と心配する。

 県は浜岡原発の周辺4市(御前崎、菊川、掛川、牧之原)や国、中部電力と協議し「地域防災計画(原子力編)」を策定。屋内退避や避難の基準も示しているが、半径10キロ圏内の住民すべてを圏外へ退避させる事態は考慮されていない。

 福島の事故で具体的な対応を迫られた30キロ圏内を浜岡原発周辺にあてはめると、新たに磐田、袋井、島田、藤枝、焼津の5市と森、吉田の2町が範囲内となる。袋井市の原田英之市長は25日、これらの市町と原発対策を協議する場を設けたい意向を表明した。

 浜岡原発を抱える御前崎市も福島第1原発の事故を深刻に受け止める。同市は市内51カ所を避難所に指定しているが、避難範囲が10キロ超では意味をなさない。同市の防災担当者は「避難先をどうすればいいのか。国が指針を根底から改めないといけない」と訴える。

 県原子力安全対策課は「なぜ半径20キロに広げたのか、国から説明がない。国は被害の想定を組み直すべきで、必要があれば、県の避難計画も練り直さなければならない」と話している。

毎日新聞より  


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2011年03月29日

2011/03/25 浜岡原発の4月上旬再開、静岡知事が容認

中部電力の水野明久社長は24日、静岡県庁に川勝知事を訪ね、非常事態訓練を行うなどの安全対策を講じたうえで、定期検査中の浜岡原子力発電所(同県御前崎市)の3号機の運転を早ければ4月上旬に再開するとの方針を説明した。

 川勝知事も「安全対策をしっかりしたうえで決断すれば、尊重したい」と述べ、安全措置をとったうえで運転を再開することを認める考えを明らかにした。

 会談後、水野社長は「知事の力強い言葉は大変ありがたい。東日本で計画停電が行われている緊急事態のなかで、3号機を間もなく立ち上げ、(中電の)管内の電力の安定供給と東日本の応援に全力を挙げて取り組みたい」と語った。

 3号機の運転を再開するには地元4市の同意も必要となるが、水野社長は「安全対策を丁寧に説明して理解をいただく。今回は緊急事態ということもあり、そのことも合わせて説明して理解を得たい」と述べた。

 ◆「津波対策説明を」地元自治体◆

 中電の方針に対し、浜岡原発の地元自治体からは厳しい声が相次いだ。

 同県牧之原市の西原茂樹市長は24日、読売新聞の取材に「(運転を再開しないと)エネルギーが逼迫(ひっぱく)する事情は理解できる」としながらも、「(中部電力が津波対策として示した)防波壁ができていない現状で、想定を超える津波が来たらどうするのか。津波対策に不安が残るなかでは、できれば原発を止めてほしい」と語った。

 同県菊川市の太田順一市長も「今の段階で運転再開を認めるわけにはいかない。『原発は安心、安全だ』と言っていたのが根底から覆り、住民の不安は大きい。中電は津波対策などをきっちりと説明すべきだ。今は運転を止めてくれたらいいと思っている」と述べた。

 同県掛川市の松井三郎市長は「津波であれだけの被害があり、市民から『浜岡原発は大丈夫か』という声が出ている。中電の津波対策については具体的な説明を受けていない。市民感情からも、運転再開を認めるとは簡単には言えない。中電には津波対策の方針をしっかりと示してもらいたい」と強調。同県御前崎市の石原茂雄市長は「現段階では、近く行われる外部電源接続などの訓練を現地で見て確認し、詳しい説明を聞いてから判断したい」と語った。

読売新聞より  


Posted by どうする?浜岡原発 at 11:07コメント(0)浜岡原発に関するニュース

2011年03月29日

2011/03/19 浜岡原発「福島とは対策違う」

阪神大震災を上回る死者が確認された東日本大震災の発生から、18日で1週間。福島第一原発は依然として危機的状況を脱していない。東海地震の危険性を抱える県内にある浜岡原発は大丈夫なのか。周辺自治体の不安が募るなか、中部電力は新たな津波対策に取り組み始めている。

■「10m以上の砂丘が津波防ぐ」

 県の小林佐登志・危機管理監らが18日、浜岡原発を視察。福島第一原発で、津波により作動しなくなったとされる海水ポンプや非常用ディーゼル発電機を見て回った。

 対応した水谷良亮・浜岡原子力総合事務所長らは「福島第一原発とは地震対策が違う」と強調。図や写真を用いながら、二つの原発の地震対策を比較してみせた。

 中電によると、福島第一原発の津波対策は高さ5メートルまで。一方、浜岡原発は海岸との間に高さ10~15メートルの砂丘があり、この砂丘が津波を防ぐとした。また、非常用ディーゼル発電機の設置場所について、福島第一原発はタービン建屋内だが、浜岡原発は強固な構造で水を通さない原子炉建屋内にあると説明した。

 小林危機管理監は「東海地震に備えて、地震対策はしっかりやっているという印象を持った」と話すとともに、「あらゆる事態を想定し、地震対策を見直して欲しい」と中電に要望した。

■説明会、質問1時間以上

 中電は「これまで住民が不安にならないような対策を取ってきた」と繰り返す一方で、大震災を受けて新たな対策に取り組み始めている。

 福島第一原発は、緊急炉心冷却システム(ECCS)が働かなくなった。電源が落ちても非常用のディーゼル発電機で動くはずが、「想定外」の津波で故障したとされる。

 大震災後、中電は砂丘と原子炉建屋の間に、高さ12メートル以上の防波壁を設置する計画を公表。冷却用の海水を取り込むポンプの周囲に防水壁も設けることにした。これまで浜岡原発にはなかった発電機車2台も確保した。

 18日午後、中電が御前崎市役所で開いた町内会長への説明会は、これまでにない切迫感が漂った。「子どものころに波が砂丘を超えて池ができたことがある」「6、7回津波が起きても砂丘は耐えられるか」「住民をどう退避させればいいか不安が募る」……。質問は1時間以上も続いた。

 川勝平太知事は17日の定例会見で、「想定外の事態が起きた。対策を抜本的に見直さねばならない」と述べ、あらゆる想定や対策を改める必要があると訴えた。さらに、浜岡原発で計画中のプルサーマルや6号機の建設について、現在の計画のままでは認めない意向を示した。

■「20~30キロ圏内にも意見聞くべき」

 福島第一原発の事故では、半径20キロ圏内に避難指示、20~30キロ圏内に屋内退避要請が出ている。一方、浜岡原発はこれまで、10キロ圏内の御前崎、掛川、菊川、牧之原の4市を周辺自治体とし、避難訓練などを行ってきた。

 国の原子力安全委員会は「防災対策を重点的に充実すべき地域」の目安を10キロ圏内としており、浜岡原発はこれに従ったかたちだ。同安全委は「今回は念のための措置。直ちに指針を変更するということではない」とする。

 菊川市内のうち、10キロ圏外の旧菊川町は防災計画外。しかし、大震災後、住民から「どこへ逃げれば良いのか」という問い合わせが寄せられているという。20キロ圏内の袋井市の原田英之市長は「これからは言うべきことは言う」。吉田町の田村典彦町長も「原発神話が崩れた。20~30キロ圏内の自治体にも意見を聞くべきだ」と話す。

 さらに、30キロ圏内からも、「今まで隣接4市だけだったのがおかしい。事故が起きれば、市内でも市民が逃げまどうことになる」(清水泰・焼津市長)、「市長会全体で、これまで以上の安全追求と住民説明の徹底を申し入れたい」(北村正平・藤枝市長)などの声が上がっている。

朝日新聞より  


Posted by どうする?浜岡原発 at 11:04コメント(0)浜岡原発に関するニュース

2011年03月29日

【動画】浜岡原発の危険を語る。











youtube動画を掲載します。

あなた自身や大切な人を守るには、
「知らなかった」のではなく、「知る」ことが大切です。

ただ単に不安になるだけでなく、一緒にどうしたら良いのか考えましょう。

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Posted by どうする?浜岡原発 at 10:52コメント(0)浜岡原発に関する動画

2011年03月29日

あなたのご意見、書き込みをお願いします!

今 起こっている福島の原子力発電所事故から 何を学びましたか?

東京電力や政府が配信する情報よりも、
実際の現場は相当、悲惨な状況であろうと予想されます。

チェルノブイリ原発事故の影響を考えると、
福島県、隣県だけでなく、日本全国に広がっていく
かもしれません。

中部電力が運営する浜岡原発も、同様の危険性があると思います。
ただ、浜岡原発によって便利な生活ができていることも事実です。

浜岡原発について、
あなたのご意見がありましたら書き込みをお願いしますm(_ _)m


東海大地震などによる
浜岡原発の大事故が起こる前に。。。



チェルノブイリ原発事故の影響で奇形が生じた子供たち
(写真・地球の現状より)  


Posted by どうする?浜岡原発 at 10:30コメント(7)【掲示板】どうする?浜岡原発
住宅ローン審査基準